ごあいさつ

時代とともに

  水野工業株式会社は、昭和38年に小牧市に設立、小牧市・江南市を中心に管・水道設備の整備に携わってまいりました。日々お世話になっている皆様のおかげをもちまして、前身の水野水道工務店創業から、もうすぐ60周年を迎えることとなりました。 創業者である水野倉治は、田畑を営む農家でしたが、小牧飛行場の拡張に伴い農業をやめ、水道の会社を立ち上げました。創業当時の水道施設は、まだ規模の小さい簡易水道であり、主な水源は井戸でした。農家の経験から、水の大切さを良く理解し、また有効に活用して生活することを考え、早くから太陽熱温水器を取り扱ったり、使いやすい住宅設備を提案したりしています。 住環境の充実とは対照的に、その頃下水道はほとんどありませんでした。各家庭に汲み上げ式の浄化槽が設置され、主にトイレの汚水だけが処理されて生活水や雨水はそのまま側溝や水路に流されていましたので、住宅が増えるにつれ川や水路が汚れ、残念ながら街の水環境は悪くなっていきました。

現在、人口増加にともない、小牧市の水道は地下水源の他、県水(木曽川の水)を利用しています。 下水道は市内に張り巡らされ、私の子どもの頃よりも街の水路はとてもきれいになり、排水のにおいもほとんどしなくなりました。ですがまだ浄化槽を使用している地域も多く、下水接続工事を毎年継続して行っています。また、上水道設備を維持する為には、古くなった配水管の更新がかかせません。「当たり前に水が蛇口から出る」生活は、こうした日々の維持管理が支えています。地道な取り組みが街の発展とともにあったこと、また、皆様のくらしの水を支えるパートナーであることは私どもの誇りです。

縁の下のチカラ持ち

  今日、住環境は大きく変化し、建築設備の技術も昔から様変わりしました。今では、電気やガスとともに、上水道・下水道は人々の生活を支える上でかかせないインフラストラクチャーの一つとなっています。 また、住宅においてキッチン・お風呂・トイレは、くらしの質に関わるとても重要な要素として考えられるようになっています。 普段当たり前の存在であったり、目に見えない存在だったりする建築設備は、現在の住環境には欠かせない、建物の生命線ともいうべき重要な役割を担っています。建物の寿命に比べて、建築設備の寿命は短く、約10年〜20年くらいで更新の時を迎えます。毎日使うものであることから、壊れた時は本当に不便を感じるものです。早めの対処と定期的なメンテナンスを通じて、安定した地域の皆様の暮らしを提供できるよう、日々の仕事を行って参ります。

きれいな水のネットワークをつくろう

  きれいな美味しい水道水は、貴重な財産です。 自然は私たちの生活を支えてくれますが、無限ではありません。これからもこの豊かな水とともにあるくらしを維持するためには、きれいな水を皆様へ無駄なく効率よく届け、また使った水はきれいにして自然に還すことが大切だと考えております。 培った技術と経験を生かし、「街に自然に、きれいな水のネットワークを構築する」ことを理念として、今後とも日々の活動に取り組んでまいります。  

代表取締役 水野 清香